
田村 菜穂子 (Naoko Tamura) | ファルール株式会社 代表取締役 | Japan Business Development Advisor / Food & Beverage Specialist
25年以上にわたり、日本と欧州を中心とする食品輸出入・商品開発・海外ビジネスに従事。
食品の国際ビジネスを、商品開発、市場リサーチ、ブランディング、関連法規対応、輸入実務、ローカライズ、商談・交渉、契約、品質管理、クレーム対応、マーケティング、販売・販促を一連の流れとして捉え、幅広い課題に対応している。
通算500品以上の商品開発、海外300社以上の食品工場訪問経験を活かし、現在は、日本市場への参入・事業拡大を目指す海外食品企業と、海外企業との取引を行う日本の商社・食品メーカー等の双方に対し、個別案件へのアドバイス・実務支援から、重要な意思決定のセカンドオピニオン、海外部門の人材育成といったサービスを提供。
東京外国語大学でイタリア語を専攻。卒業後、日本および外資系の食品専門商社に計14年間勤務し、食品・ワインの輸入、新商品開発、海外メーカーとの交渉、品質管理、販売・マーケティングなど、食品輸入ビジネスの実務を幅広く経験した。
2012年に独立。食品・酒類を中心とする貿易コンサルタントとして、日本企業の海外取引や商品開発、海外企業の日本市場展開を支援。2021年にファルール株式会社を設立し、代表取締役に就任。
長年にわたり、日本側の輸入者・販売者と海外側のメーカー・ブランドの双方と仕事をしてきた経験から、法規、商品、物流、価格、販売、契約、交渉などを個別に切り離すのではなく、それぞれの判断がビジネス全体にどのような影響を及ぼすかを考えることを重視している。
特に、海外企業と日本企業の間で生じる「言葉は通じているのに、なぜか話が噛み合わない」「双方の主張には理由があるが、着地点が見つからない」といった場面で、それぞれの商習慣、立場、判断の背景を読み解き、現実的な解決策を組み立てることを得意とする。
2020年、NPO法人ZESDAと明治大学奥山雅之研究室による「グローカルビジネスセミナー」に講師として登壇。2021年には、同セミナーをもとに出版された『グローカルビジネスのすすめ』(紫洲書院)第6章「売れ筋輸入食品に学ぶグローカルビジネス―遠回りしない海外販路開拓」を執筆。
食品ビジネスのほか、国際的なクリエイティブ・イベントの企画・運営にも長年携わる。2013年に世界コスプレサミット(World Cosplay Summit / WCS)日本代表を務めた後、世界各国のコスプレイベントで審査員・ゲストとして活動。2023年にWCS日本オーガナイザーに就任、ファルール株式会社としてWCS日本代表選考会を運営している。
食品とクリエイティブという異なる分野での国際活動を通じて、海外の商品・ブランド・人・アイデアを単に日本へ「持ってくる」のではなく、背景にある価値や意図を理解したうえで、日本側に伝わり、受け入れられる形へつなぐことを一貫して大切にしている。