NAOKO TAMURA– Author –

貿易と食品ビジネスの専門家。東京外国語大学イタリア語学科卒業後、専門商社で食品と酒類の輸入に14年携わる。地域色豊かな生産者の商品を国境を越えて紹介したいという思いから、2012年に商社を辞めて独立。フリーランスを経て、2021年ファルール株式会社設立。
通算500品の商品開発、海外300社以上の工場訪問経験などを活かし、食品や酒類の輸入・輸出に関心がある中小事業者の新規事業立ち上げや海外との直取引、商品開発等のアドバイザーを務める。主なクライアントは日本国内の商社と小売チェーン、および、海外の食品とワインの生産者。
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市場を拡大させる海外マーケット!食品を輸出するメリットと注意点
ニュースでも頻繁に話題にされる通り、「和食」は海外でも大人気です。世界的な和食ブームや旅行先としての日本の人気の高まりを受けて、海外マーケットに進出する日本の事業者は年々増えています。 今回は、自社の商品(食品)を海外市場に展開するメリッ... -
輸入食品業界でChatGPTを使う場面
食品業界はアナログだと言われます。 コロナ禍前までは紙ベースで管理をしている食品業界の会社は、なんと80%以上と言われていました。コロナ禍に直面して、デジタルトランスフォーメーションに着手せざるを得なかった企業も多いとはいえ、いまだに他業界... -
食品の輸入に必要な書類は何?
食品を輸入したいと思った時、どのような書類を用意すればよいのかご存知でしょうか。輸入者が食品等輸入届出書の書類を作成するだけではなく、食品の種類に応じて、様々な書類の作成・発行を輸出者に依頼しなければならないケースがあります。 実際の輸入... -
食品衛生法と食品届、どこまでご存知ですか?
食品関連のビジネスに関わる際、絶対に避けて通れない法律が「食品衛生法」(以下、「食衛法」)です。 また、食品の輸入にあたって必要となるのが「食品等輸入届出書」(以下、「食品届」)です。 今回は、食品を輸入する時に忘れてはならない食品届と食品衛... -
台湾パイナップルのお酢が教えてくれる、アジアのスローライフ
弊社の主な事業は、貿易と輸入食品ビジネスに関する総合的なコンサルティングサービス。しかし、これはと思った海外の商品で、特に日本に輸入者がいない時は、自社輸入もしています。そのひとつが、ご紹介する台湾パイナップルのお酢です。 まずは、このお... -
お酒の輸入販売に欠かせない酒類販売免許の種類
日本国内において酒類を販売する行為には、免許制度が採用されています。その免許は、①どこから仕入れて、②誰に、③どのような方法で売るのか、更に④どのようなお酒を扱うのかによって、細かく種類が分かれています。 この、種類が分かれている免許がくせも... -
食品輸入の基礎知識
海外から食品を輸入する場合、「法律の確認」「規制の確認」「生産国からの輸出~日本への輸入に必要な書類の確認」「原材料の確認」「製造工程の確認」「生産者の確認」などさまざまな事前の確認作業が必要になります。輸入食品の輸入者は、生産者と同等... -
2023年、今やるべきは輸入と輸出のどちら?
「食品の輸入と輸出、今はどちらをやったらいいですか?」この質問、新しく海外事業部を立ち上げようという方からよく訊かれるのですが、正直なところ、正解はありません。特に食品は、どんな状況であっても輸出・輸入両方のニーズがありますので、やりた... -
【ご報告】ファルール株式会社を設立しました
長年フリーランスの立場で日本と世界をつなぐ仕事に携わってまいりましたが、2021年4月にファルール株式会社を設立しまして、私、田村菜穂子が代表取締役に就任いたしました。 以下、事業内容です。 1.食品、酒類、化粧品、その他各種商品の企画、開発、...
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